お気に入りの革靴を長持ちさせる方法
こんにちは。
靴磨きのお店「Reboot Shoeshine(リブートシューシャイン)」店長の藤田です。
グッドイヤーウェルト製法等が用いられたいわゆる本格革靴であれば、きちんとケアすれば20年、30年と持ちます。
こちらの記事では、「お気に入りの革靴を長持ちさせるためのケア方法」をご紹介します。
①数足をローテーションさせる
平日5日間履くとすると、3〜5足をローテーションすることをおすすめします。
これだけで靴の寿命が全然違います。
革靴は、1日履くと約コップ1杯の汗を吸っていると言われています。
汗を吸った革靴を乾かないまま次の日も履いてしまうと、靴内の雑菌が増え、痛みの進行が速くなったり、匂いの元にもなります。
最低でも「1日履いたら1日空けて靴の中の湿気を取る」ことが重要です。
早く除湿したい場合は乾燥剤を利用するのも手です。
②履いたらブラッシング
家につき、脱いだら馬毛ブラシでブラッシングし、靴表面の埃を落としてあげましょう。
1分もかかりません。
1日履いた革靴の表面には細かなチリや埃が付いています。
これらを放置してしまうと、チリや埃が革靴表面の必要な水分、油分を吸ってしまい、革が乾燥してしまいます。
すると革が割れたり(クラックと言います)、色落ちが激しくなったり、ということに繋がるのです。
①と矛盾するようですが、湿りすぎず、乾燥し過ぎないバランスが大事ということです。
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③定期的なメンテナンス
「10回履いたら1回メンテナンス」を心がけましょう。
メンテナンスとは汚れ落としと靴クリームの塗布です。
詳しくは過去の記事を参照ください。
以上です。
革靴の魅力の1つは経年変化です。
10年、20年経ったときに自分の革靴がどんな変化を遂げているか、楽しみに見届けるためにも日々のケアをおすすめします。